たかしの雑記

色々書くよ

たかしのソープレポ 後編

1.待合室にて

 

通された待合室は、高級店の名に違わぬご立派な様相でした

店自体が古いので内装に年季を感じるものの、調度品はその分豪華なものを豪華に見せているようです

13~14畳程の個室で、部屋の両端にアームソファが8つ、その間にガラス面のテーブルが4つ

部屋の最奥に42インチくらいのテレビがあり、緊張を煽らないためか、地上波の番組を流していました

アメニティも高級店らしく、タバコとライターが置いてありました。格安店だと灰皿だけとかザラなのでビックリ

火災防止には気を遣っているらしく、表彰状が何枚も飾ってあったので、大宮のソープみたいに

雑な管理をしていない証左なのかもしれません

テーブルに置いてあるタブレットでは、モザイク抜きで在籍嬢の顔を確認できたので、それで暇を潰していました

「本日ご予約の……たかし様、こちらでお会計の方を宜しいでしょうか?」

総額6万がここで消えました。貧乏人が飛ばすには刺激的過ぎる額なので、手も震えてしょうがなかったです

まぁ、その横で4Pをする客が

クレカで20万ほどふっ飛ばしていたのを見たら現実感も消えて半ばどうでもよくなりましたが……

因みに、タブレットで確認した嬢の顔は、個人の好み抜きにしても軒並み中以上でした

中にはガチで顔で食っていけるレベルの娘もいたので、ソープに行きたい方がいたらこっそり教えます

 

2.嬢について

「お待たせしました。たかし様、ご準備のほうが整いましたので、お部屋の方へどうぞ」

個室を出ると、本日のお相手とご対面。ざっくりと評価、いきます

 

顔……若い頃の山瀬まみ東山奈央足して割ったものが基礎、みたいな感じ。ブスではないが唸るほどよくはない

身体……胸はパイズリ出来るくらいあったけど、幼児体型でげんなり。デブではないけど、なんだかなぁ

性格……よく分からなかった。というのも、本性を隠してお仕事接客隠す気なし(しかもやる気なさげ)のが痛い

年齢……21歳表記(吉原)なので当然詐称。肌の質感、あらゆるところのハリから見て、アラサー(恐らく31前後)

 

格安店で出てきたら五段階評価で☆4くらいでしたけど、ここは鉄火場高級店。容赦なく☆2です

完全に「顧客の求めているもの」に達しないパターンですね。減価償却終わってるよこの嬢。資産価値無し

個人的にマイナス評価はしないけど、背中のタトゥーも人によっては嫌だなぁってなるでしょうね

ソープに挑戦される方は、その辺は予め調べた方がいいと思います。嬢が喫煙者かどうかも含めて

一応払ってるもの払っているので、ここからは無慈悲に行きます

 

3.プレイ

 

お待たせしました。ソープレポの存在意義の9割です。ここから死ぬほど長文になります。

まず初めに流れを紹介。ざっくりこんなかんじ

 

即フェラ(高級店特有のサービス。普通はチンコ洗ってからしゃぶる)→愛撫→本番(NS。換言するとゴムなし)

→休憩→風呂→マット(ここでもNS。よく二発目出たと思う)→さいならー

 

全体的に、腐っても高級店なので、技術はそれなりでした。フェラではあんま感じないので

途中で萎えたときもありましたが、フェラが上手かった嬢にピンサロでもソープでも当たったことないですし

フェラ自体の要求技術が本当に高いんでしょうね。

前置きはどうでもいいですね。「顧客の求めているもの」に移りましょう

 

・即フェラ……☆1 ミニ評:きゅうりでもしゃぶって出直してこい

 

普通の風俗なら、業態を問わず最初にチンコを洗います。理由は説明するのもバカバカしいので割愛

しかしながら高級店(或いはソープマジヲの風俗嬢がいる店)では、洗う過程をすっ飛ばしてしゃぶります

これを即フェラ、即尺といいます。その即尺が、開戦の角笛でした

先ほどもちょろっと書きましたが、フェラは非常に難しいです(やったことないけど、やられてると何となく思う)

フェラに求められる大事なものは2つ。一つは技術、一つは情熱です。笑い事ではなくマジで情熱は核です

私は「ずぞっ、ずぞぞぞぞっ!!!グッポグッポ!!」という音がやまない、下品なフェラが大好きです

これは論理的っぽく説明できます

下品なフェラは、口だけでなく「音」でも責めてきます。刺激が単数、複数だと、後者が効果的なのは自明の理

なので、フェラでは上品ぶってチョロチョロとスジ舐めで誤魔化すより

魂削ってバキュームで下劣にガン攻めした方が絶対いいんですよ。この嬢はそれを一ミリも理解してなかった

見た目で早漏童貞ボーイと侮ったのか、ピチャピチャと舐め腐ったフェラで時間だけが過ぎていく

余りにも勃たないので後半は多少気合を見せてきましたが、一度失った信頼は簡単に戻りません

どうせ膣内で出すからええわ、と内心で舌打ちしながら、愛撫シーンへ移行します

なんでソープまで来て無理やり勃たせてるんだろう……

 

・愛撫……☆0 ミニ評:論外。法律で暴言規制されてなかったら普通に死ねって言ってたレベル

 

愛撫といっても多種多様ですが、主流で求められるのは全身リップというやつでしょうか

字面の通り、全身を舐める事です。特に乳首と足は男でも感じやすく、その中でも乳首舐めは愛好家がいる程

後はアナル舐め、タマ舐め。この2つは高級店だったら外したくないですね。A舐めはマジで腰が浮く

☆0の理由は単純です。上記の舐め全般が無かったから

申し訳程度の乳首舐めだけして、後はやる気のない手コキのみ。アラサーに殺意が湧いた瞬間でした

後から聞くと「実は疲れて少し寝てた」とのことなので、こいつには二度と入らねぇ、と誓いました

それでもガン萎えにならない程度には勃起を維持させていたので、本番は一応できました

 

・本番……☆4 ミニ評:なんだかんだ生は手堅い

 

オナホールと本物の違いってなんだろう? やっぱり生って死ぬほど気持ちいい?

まぁ、童貞の頃はこんなん思ってましたね。多分他の童貞も賢しらぶったところで根っこはこんなもんです

今時分でも五十歩百歩の素人童貞ですけど、これについては少し語れるくらい分析しました

ざーっくり比較すると

 

オナホール:力の入れ具合や使用物次第では生より刺激が強いし、キツイ。本気出したらこっちの方が射精力は高い

生:娘次第だけど、刺激は結構ゆっくりめ。射精する時はジリジリ追い詰められる感じ。陰毛があると邪魔に感じる

 

基本的にはこんなもんだと思います。特に陰毛はマジで邪魔。騎乗位の時とか気になってしょうがない

パイパンって、不快感をなくすという見た目以上に超重要な効果があるんですねぇ。やっぱりJSは正義

オナホと違って即射精は無いので、射精ゲージを8割位に保っている時が一番楽しかったですね

 

一回目のプレイ自体は正常位一本勝負

ガシガシついて、膣内の感触を楽しむ。演技かどうか知らんけど、時たま本気で声出してそうな瞬間も

所詮ソープ嬢なのでキッツキツではなかったけど、身長が一回り小さかったのでガバいばあちゃんって程でもなく

「お兄さん、大きいって言われるでしょ」と小馬鹿にしたような賛辞を受けたスーパーマラドーナのおかげか

それなりの刺激を、それなりの時間楽しめました

膣内の感触は、「これって本当に入ってんのかなぁ」というくらい実感がないです

それでも前後して時間が経つと射精感は上がってくるので、なんとも不思議なものでした

葛餅を人肌程度に温めて、指を突っ込んだらそれなりに近いと思います

片栗粉オナニーとかヘラヘラ笑われてるけど、「本物」を追求するならガチなんだなぁって感心しましたね

 

あれこれ言いましたけど、オナホとは違ったよさがありました

たーだ、終わった後に「好きな人とやる幸福感を楽しむものなんだなぁ……」という寂寥に襲われましたねぇ

10分弱腰振ってたら死ぬほど疲れたし、セックスってネタ抜きにスポーツですね。事後数分、動きたくなかったし

 

・マット……☆5 ミニ評:キングオブソープ。マットやらないならソープ行く価値無いでしょレベルのマスト

 

本番が終わると風呂に入って汗を取ります

スケベ椅子(凹の形をした椅子。非常に座りにくい)に座り、身体で身体を洗われるのですが、一回目の後だと

そう簡単には起ちません。別にすぐに二回戦、ではないですが、まぁここもコーヒーブレイクですかね

洗体が終わると風呂へざぶん。ここでまた、高級店特有の、光るホスピタリティを見つけてしまいました

頭を湯船に傾けると、何故か非常に柔らかい。予め後ろにぐるぐる巻きのタオルを敷いていたようです

「こんなんやられたこと無い!すげーな高級店って」「いやー、これくらい普通ですよぉ」

なんていう、アホ丸出しというか、田舎上がりの芋野郎っぽさが痛々しい会話が今日一番の盛り上がり。悲しいね

 

そんな会話がひとしきり終わると、本命、ソープの醍醐味、マットプレイの始まりです

下にマットを敷き、ローションを下塗り。嬢もローションを引っ被り、私は手招きされマットへ寝かされます

うつ伏せになった私の上に覆い被さり、ソープ嬢としての手練手管を遺憾なく発揮せんと躍動が始まりました

 

マットの快楽。それはこの一言で十分でしょう

「首から下の全身がオナホールに浸かっている感覚」

 

何しろ今までのプレイとは刺激の強さが違う。名も知らぬテクニックがいくつ繰り返されたのか

出し渋ってたアナル舐めはしてくるわ、脚をパイズリするわ、足コキ、腋コキ、素股、何でもあり

身体と身体が密着するだけで気持ちいいのに、テクい真似をされたら戦闘準備(๑•̀ㅂ•́)و✧

嬢も様子を確認して、騎乗位の態勢でバトルスタートです

二回目ともなると射精すら怪しいんでないの? という疑問。とんでもない

「んきょっ、んきょっ、んぎぃぃ……」←ずっとこんな声を捻り出されました。気持ち悪すぎて書くのが恥ずかしい

多分正常位の時より保たなかった気がする。挿入から正味8,9分で締め上げられました

騎乗位自体は、動かなくて楽だなー、しか感想がないです。マットの刺激でほぼ全部持ってかれました

 

ぶっちゃけ、今までは金返せやブス、が総評だったけど、マット一つで評価をかなり補正しました

いやー、やばい。普通に出た(小並感)

 

 

4.プレイ後

 

プレイ終了時には115分経過していたので、結構急いで着替えて送迎待機室へ戻りました

マットはヤバかったなー、という余韻に浸りながら、野球速報でホルホル

上野まで行きと同じ車で送ってもらい、帰路へつき、たかしの高級店体験は終了です

 

 

5.総評もとい感想

 

マットが少しでも気になるなら、行ってもいい(値段次第だが、金を払うだけの価値はある)ですね

生セックス目当てでソープに行くと、高確率で肩透かしを食らうので、やめた方がいいと思いました

私の場合は、成功失敗で判断すると、6万にしては微妙かなぁという、一番面白くないパターンでした

地雷踏み抜いて爆発四散までいかないものの、オールコレクトかと問われたら、首を傾げるかなぁ

アラサーしゅきしゅき人間がいたら天国みたいなところなので、そういう方は特攻してもいいかも

 

最初は冗談だったけど、この経験も踏まえると

J◯って「神」なんでしょうねぇ……(犯罪は犯さないけど、思わずにいられない)

 

今回レベルなら、エロい絵でシコるおっさん状態の方が幸福度は高いかな、という、私の体験でした

 

おしまい

たかしのソープレポ 前編

 

※予約から入店まで。待合室~プレイまでは次回

 

ソープランドに行こう

 

エイプリルフールが恙無く過ぎ去り、春宵に照り映える桜の花びらも彼方へと消え散った4月6日の夕暮れのことです

臨時収入に浮かれていた私のスマホの画面には、ソープランドの電話番号が表示されていました

今回行こうとしている店は、格安店、大衆店、高級店……といったグレードでは「高級店」に属されるA店

場所は吉原、料金は120分で、6万。単位換算で0.3GOです

適当な店に行くならいざしらず、失敗したくなかったので安定を取って予約をしました

行くとしたら土曜日しかなかったので、4月7日の予約、という形になります

 

「お電話有難うございます、Aです(早口)」

店員の口調はどこかぶっきらぼう。初手からビビる

正直ソープなんてそうそう行かないですし、電話予約が初めてだったので、気が重かったです

「あー、◯◯ちゃんは当日全部埋まっちゃってますねー。✕✕ちゃんも、□□ちゃんも全部って感じですねー」

店のHPでめぼしいと思った娘を挙げたら全滅。半日かけてネットの海で洗いざらい調べたのに全部パー

6万で単発ガチャ回してる身分としては、ここで電話切ってもいいかなぁ、という諦念はそりゃあ、出てきます

そんな思いが声色に出ていたのでしょう。店員が初めて慌てた声になって、私に言いました

「一応、△△ちゃんだったらご指定の時間から一時間後に空きますけど、どうしましょう?」

△△ちゃん

HPで写真を確認したら、優先順位は高くないけど、まぁ悪くない方

3サイズだって詐称込みで勘定しても許容範囲(風俗業でウエスト60以上表記はほぼ確実に豚、らしい)

年齢は入ってみないと判断つかない(所謂吉原年齢が如何ほどのサバか、この段階でイマイチ分かっていなかった)

ただ、いくらHPの写真が加工されていたとしても、最低限40や50の妖怪が出てこないことは確実に分かる

……まぁ、いっかぁ

「じゃ、△△ちゃんでお願いしますー」

想定とは違ったけど、これもまた致し方ない話なのです

何故かと言うと、週末のソープは予約で一杯。前日予約だとお目当ての娘を仕留めるのは困難

そのため、理想を狙うなら早期予約がベターですが、それは大概の店だと二回目以降の客に許される特権です

社会的身分からして場違いな店に特攻したのもあり、妥協以上の落とし所には持っていけたと思います

安定を取ってシコらずに寝ました

 

当日

高級店では店の最寄り駅から送迎をしてもらえるので、日暮里駅近くで待機です

エクセルシオールで西武対オリックスの速報を眺めながら、こっち行けばよかったと早くも後悔

満塁で源田に回った時はげんなりしてましたけど、手首がドリルになりました。手マンが捗りそう

時間になったので、迎えの車を確認する電話を入れて、車両ナンバーと車種を教えてもらいます

送迎車はワゴンです

同業他店が密集しているため狭い路地を通るのと、集客容量的にマイクロバスは不要ということでしょう

はじめての高級店なので緊張はありましたが、カーステレオのラジオが非日常の中の日常を感じさせてくれて

多少はリラックスしながら店に向かえました

こういうのって結構大事

 

到着した店では、信じられないものを見ました

店の廊下にいるボーイ(ソープ内での総務)が、全員土下座でお出迎えしてくれたのです

全員30後半~40前半程度でしたかねぇ。声もそれなりに張って、一廉の誠意を感じさせてくれました

それが彼らの仕事という、つまらない一言で切り捨てればそれまでですが、現実で見たら萎縮しますよこんなの

それが茶飯事の世界なんだなぁ、という、変な疎外感を覚えて待合室までの道のりを歩いたものです

 

続く